2011年3月18日 (金)

震災の夜にて

Dscn17821 金曜日の震災から一週間になる。

秋田は揺れが大きかったがさいわい停電は一日半程度。ただしうちの場合は人間よりも牛の方が深刻。ほっとけば乳房はどんどん張るし体に変調もきたす。搾るには電気で機械を動かさなければならない。

初日は発電機の手配で夜じゅう近所の牧場を走り回り寝るのも食べるのもままならなかった。金曜日、本来だったら家でボウモアを一杯やってるはずだった。

二日目も電気は復旧せず。エサ、資材の手配に各方面問い合わせて一日終わる。この日が不安のピークだった。夕方明るいうちに再び発電機を借りて乳を搾る。薄暗いなかでいつもよりかなり早めの夕食。夏でもないのなんか変な感じだ。

エニーラ 2007

こういうときでも土曜のワインというのはしっかり頭にある。手持ちのワインはあと三本。先月、某店で手に入れたブルガリアの赤。家の暖房(蓄熱式)も徐々に尽き始めているので夜の寒さに備えて家族四人大事に大事に飲む。

チーズが欲しかったがサバの味噌煮の缶詰がなかなか合う。バニラの甘い香りと深いコク。ようやく緊張の糸がほぐれる。こういう状況でも人は意外と楽天的だ。

そしてその日の晩ようやく電気が復旧する。

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2011年2月 6日 (日)

こっちのパヴィね

Dscn17511 ボルドーのクラッセなんて自分の誕生日に一本高いやつを飲んでればいいと思っているがやはり冬は美味いボルドーが飲みたい・・・というわけで今年もセカンド4本セットを購入。普段飲んでいるもの比べればけして安くはないがボルドーはある程度のレベルでないと味わえない楽しみもあるのでよしとする。

レ・ザロム・ド・パヴィ 2006

サンテミリオンのシャトー・パヴィのセカンド。開けた瞬間にバンバン香るバニラ。あーパーカーポイントの高いシャトーだってのも納得。こういう葉巻をふかすように楽しむ飲み方はやっぱりこのレベルでないと

先日手に入れたシェーブルともよく合う。個性的な香りや時間を置くと開く味わい、ボルドーのワインと似てるからかもしれない。

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2011年1月23日 (日)

主役級!!

Dscn17431 以前、妹のカリフォルニア土産で飲んでからソーヴィニヨン・ブランが白では一番好きだ。一昨年ニュージーランドに行ってからさらに拍車がかかってしまった。

シャルドネの影に隠れているけどメジャーな品種だし比較的安くて美味しいものが多い。魚介との相性が抜群なのも料理好きにはうれしい。

スターレーン・ヴィンヤード ソーヴィニヨン・ブラン 2007

これもカルフォルニアワインを探していて赤のついでに買ったんだと思うけどやや忘れかけていた。エビや貝たっぷりのクラムチャウダーと一緒に楽しむ。

安かったので軽く見てたけど飲みやすいビストロワインにとどまらないポテンシャルの高さ。力強くて香りの余韻が長い。これだけで充分主役たりえる。

途中親父からチーズの差し入れ。岡山・吉田牧場の「サン・マルセラン」、フランスのサヴァランに似たフレッシュな白カビタイプ。きれいな酸味と野性的な香り。これまた充分食卓の主役になりえる一品。

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2011年1月16日 (日)

ジャガイモをごちそうに変える料理

Dscn17251 連日の大雪のため買い物に遠出するのもおっくう・・順次「在庫」のワインと食材を消費している。

今週は満を持して

山崎ワイナリー ピノノワール 2008

を開ける。フルーティーだった2007に比べるとミネラリーで力強いピノか。本当は鴨肉と合わせたかったけどどこを探してもない。加工品じゃあれだしなあ・・

先日北海道から帰省していた妹が男爵を持ってきてくれた。去年我が家の馬鈴薯は不作だったので助かる。同じく昨年春に弟の働く新得共働学舎から購入したチーズが残っていたのでラクレットに。

茹でた男爵にチーズをのせて鉄板の上でバーナーで炙る。本来は暖炉かランプで溶かすのだが今回はお手軽に・・でもこれは使える。サーブする直前にあぶればアツアツを楽しめる。まあハイジほどの情緒はないけど・・

ワインも食材も北海道づくし。よく言われるけど日本の酒はちゃんと食事も楽しめるように作られているのが長所だと思う。このワインもそう。飲みやすくてついつい料理が進んでしまう。

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2011年1月11日 (火)

オーガニックは冷めてもおいしい

Dscn17201 正月の乱食もひと区切りの先週、土曜は軽めで。

冷凍庫で凍らせていたプレーンバゲットにゴルゴンゾーラ・ピカンテをのせてトースト。そこに蜂蜜をたらす。ワインはおなじみ「チーズ&ワイン アベ」の店長に選んでもらったスペインの白。

マルティン・サンチョ 2009

なんでも標高の高い畑のため厳しい気候で害虫、バクテリアが生きていけず結果的に完全有機栽培になるのだとか。

フェルナンデスのペスケラを買ったついでの白だったのでふ~ん・・くらいだったがこれは素晴らしい。まさに「水の如し」!飲み飽きせず気分の良いワイン。やっぱりこの店はこういう当たりに出あう確率が高いのでついつい足を運んでしまう。

オーガニックってコストパフォーマンスが高くてなおかつ時と場所を選ばず同じ味わいなのが嬉しい。きっと良心的な生産者が多いからなのかも。

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2011年1月 1日 (土)

新春オペラ

Dscn17051 ここ数年、大みそかは一滴も飲まず年明け直後に車で15分くらいの神社へ初詣。帰ってきて甘~いお菓子と貴腐ワインというのが定番になっている。

今年はオペラ。一昨年にも作ってこれが二回目。このおそろしく手間のかかるお菓子を大みそかのさなかに作りなおかつ年明け深夜に食すなんてなかなか酔狂な感じがする。ただ華やかなお菓子なので家族のウケは良い。

ヴィダル・アイスワイン キングスコート・エステート

トカイソーテルヌに比べればいくらか甘さ控えめで飲みやすい気がする。まあグイグイ飲むようなものではないけどお屠蘇代わりにチビチビと三箇日かけて飲むつもり

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2010年12月29日 (水)

誕生日に花束(ブーケ)を

Dscn17031 28日で33歳を迎えた。

家族で祝うのは後日帰省組がそろってから。当日晩は例によってひとりボルドーのクラッセを開ける。

シャトー・モンローズ 1995

以前セカンドを飲んでから今年の誕生日はこれと決めていた。

酸味、渋みのバランスがとれているのに香りの余韻はとてつもなく長い。まさに「ブーケ(花束)」のイメージ。葉巻を味わうかのようにひと口飲んではミモレットを齧り、ひと口飲んではレーズンバゲを齧りと3~4時間かけて一本開けた。

ボルドーのクラッセ、しかもグレートヴィンテージ。当然値も張る。一年分の楽天ポイントを使っても一万円から足が出た。

ブルゴーニュもそうだがボルドーのこのレベルのものはワインという他とは趣の異なる飲み物のなかでさらに特殊な感じがする。年に一回か二回飲めればいいと思っているがこういう酒の楽しみ方がようやく理解できるようになったのかな・・

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2010年12月26日 (日)

羊(メリー)クリスマス

Dscn16961 今年はクリスマス当日が土曜のワインの日にぶつかっているので羊と赤ワインにすることにした。

ラム善さんからラムチョップを仕入れ前日深夜に仕込み当日夕方の仕事から帰ってきたらオーブンで焼くだけ。レシピは去年ニュージーランドのファームステイ先で食べた物を再現してみた。岩塩、黒コショウで下味を付けてニンニク、パプリカ、ローズマリーと一緒にオリーブオイルとバルサミコで漬けこむ。

早々とワインを開けオーブンの前で待つ。

バルバレスコ・マグリエッタ・ロッサ 2004

香り高さと透明感のある味わい。こういうシチュエーションにはピッタリ。あまり重いと料理ができる前にできあがってしまうし。焼け具合を確認するため試食してもう一杯。う~ん・・やっぱりピエモンテは肉料理と合う。

ちょっと良いワイン(こういうときにバカ高いワインは無粋だと思う)にメインディッシュとドルチェだけ。いろいろ料理を用意するより極めてシンプルなクリスマス。来年もこれでいこうかな。

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2010年12月25日 (土)

ハムの宴

Dscn16951 昨年は気合いを入れて七面鳥を焼いたが今年は土曜のワインの日がクリスマス本番に当たっているのでそっちをメインにした。

それでもシャンパンは開ける。いわゆるイブはお祭りでいいのだ。秋に結婚した従兄からコダマのハムセットが贈られてきたのでここぞというタイミングで開ける。

ハモンイベリコ、ミラノサラミ、ロースハムのステーキにシャンパンに合いそうなフロマージュ・ダフィノア。ただ皿に並べただけなのにかなり豪華に見える。楽してしまった。

シャンパンはテタンジェを開ける。シャンパーニュは年にニ、三回しか開けないので詳しくはないが祝い事には5000円前後で充分華やかだと思う。手に入りやすいし。スッキリとしたのど越しの後にギュッとした酸味が残る。

やっぱりシャンパンを開けるなら4人で一本が適当だなあ。けっこうエネルギーを使う飲み物かも。良いものは3杯も飲むとけっこうクタクタに眠くなってしまう。

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2010年12月20日 (月)

白、赤赤赤、白?

Dscn16691 冷蔵庫の中がワインで・・いやその他食材もいっぱいだ・・

年々冬場の買い物が億劫になってきているが特に年末はどうしてもワインを買いだめしてしまう。秋に仕入れた山崎ワイナリーがまだ三本残っているのと他にやまやや楽天で数本、あと親戚から送られてきたものも未だ手を付けていない。基本的に土曜日しか飲まないから在庫が増えるのも当然と言えば当然なのだが。

もうひとつ気になるのが赤白の比率。冬はやっぱり赤を飲む機会が多い。なるべく毎週交互になるようにしているが赤はこれと合わせるっと決めて買ってるのに対して白はなんとなくセットで注文してしまうのでこれだっという食材がない時はついつい後回しになってしまう。

・・で今週は山崎のピノと鴨にしようかと思ってたら鴨がまだスーパーに出回ってない・・冷凍物が棚に並ぶのって今ぐらいからじゃなかったっけ?

そこで白の出番。

山崎ワイナリー シャルドネ 樽発酵 2008

いわゆる牡蠣なんかとあうギュッとしたミネラリーな白ではなく芳醇でフルーティーなやつ。同じ魚介でも脂の乗った刺身や火を通したものとは相性もいいはず。

北海道の友人から送ってもらった秋鮭。さばいて凍らせたのがまだ残っていたのでバターソテーとタルタルに・・久々に凝った料理を作ってしまった。

それにしても山崎はスベリ知らず!!これから人気も出そうだからまとめ買いはありかも。

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