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2011年3月

2011/03/19

往く空は 地に伏す我に黙すれど 日は昇りくる生きよと命じて

Dscn17801 震災から一週間が過ぎました。

毎日被害の大きさ、被災地の様子がラジオやテレビから流れてきます。そして余震も・・ここ北秋田は揺れは大きかったのですがさいわい停電は一日半で済みました。

ただしこれは日々乳を搾らなければならない牛にとっては大問題。乳房がいっぱいに張ってくるとストレスも相当なもので15時間を過ぎるとパニックを起こす牛も出てきます。そして何十頭もの牛を搾るために機械を動かすには電気が必要です。

震災初日は発電機の手配に吹雪の中かけずり回って近所の酪農家4軒と夜通しまわしあってなんとか搾ることができました。ただしクーラーで冷やすことができないため搾った牛乳は畑に廃棄(環境に問題はありません)。

その後、電気が復旧した後も工場で受け入れができず四日目にしてようやくいつも通りの出荷ができるようになりましたが工場の燃料、紙パックの不足のため一日一日受け入れ可否の報告を待つ状況が続いています。

今回の震災は物流に大きな打撃を与えましたが物資の不足も著しく二日目くらいにはすでに店頭に牛乳、乳製品がないという声をあらゆる方面で聞きました。バルクにはたっぷりの牛乳があるのにそれをほしい人に飲んでもらうことができない。酪農家としてこれほど悔しいことはありません。そしてそういった状況が東北各地の牧場で起こっています

そんななか仙台市近郊の酪農家が瓶やペットボトル持参の人に搾った牛乳をおすそ分けしているということを知りました。ほどなく厚労省も牧場から避難所に運ばれた生乳をスタッフが沸かして提供することを例外的に許可。本来は販売を前提にしたものでしたが今回のケースに限り保健所の許可を緩めるということのようです。

もちろんうちでもそれができればいいのですが我々の本分は牛を飼い工場へ乳を出荷すること。物流が滞っている中、限られたエサや資材で牛を守り抜かなければなりません。無力感にさいなまれたりここより被害の大きい地域へ引け目を感じてるヒマなぞないのです。

皆さん、自分が「無事だった」、「生かされた」と感じた瞬間からが復興へのスタートです。お互いがんばりましょう!

今日、地元工場に燃料が確保されたとの一報、あとは紙パック。今夜は本格再開を祈ってささやかながら乾杯します!

Bar ユニコーン 「震災の夜にて」

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2011/03/07

サクラサイタラ

Dscn17741 季節外れの吹雪もありましたが予告通り先週末から梨畑の剪定始めています。

本来よりちょっと遅い方だと思いますがまあ趣味なので・・でも雪が残っているうちにやると脚立の昇り降りをしなくて済むので楽なんです。

一応これが畑仕事の開幕となるわけですがまだまだ本格的な土いじりは先のこと。それまで一日一本ずつのんびりこなしていきます。今年は何個実がつくかなあ~・・なんて考えながら。

でも、時々牛の世話を離れてパチパチやってると無心になれて仕事に煮詰まったときにはいいリセットになります。これはやっぱり必要。動物と接してるときと比べて植物はやっぱり気持ちもスローダウンでしょうか。

さて、土曜日は春らしくロゼを開けました。ひいきの北海道三笠・山崎ワイナリーチェリー・レッド。昨年6本まとめて購入してロゼだけ春が近づいたら開けようと取っておきました。

チーズはよつ葉のカマンベール。北海道のワインにはやっぱり北海道の食材を合わせないと!カマンベールは断然雪印派なのですがこれは小さくてもクリーミーで良く出来ています。

それにしてもこの色の鮮やかさはまさに見事!いやがおうにもテンションが上がりました。早く本物の桜が見たいっ!!

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