全共初出場密着120時間舞台裏(中編)
今週は3日の開会式と4日のホルスタインの審査の模様をお届けします。
さて5年に一度の酪農の万博が開幕。4日間の開催期間は出品スタッフの幕舎にも一般の来場者が訪れいよいよ盛り上がり始めます。そんな中思わぬお客が訪ねてきます。では本編へ。
11月3日AM8:00
今日から4日間にわたる酪農の祭典が開幕。場内アナウンスで来場者を気持ちよく迎えるようにとの放送が流れる。我々にとっては自慢の牛を一般の人たちに見てもらうチャンス。 毛刈りにもいっそう熱が入る。
AM9:00開会式
各県の出品団がぞろぞろメインホールに集決。それぞれにオリジナルのキャップとジャンパーを着てこれから始まる祭典に高揚感が高まる。ちなみに我が秋田県は白のキャップにオレンジのジャンパー。
PM11:00開会式終了
高円宮妃殿下も訪れ厳かに行われたが途中プラカードを持った女子高生が数名しゃがみこむアクシデントも。昨晩の「前夜祭」でにわかに二日酔いの出品者スタッフにとっても若干長くつらい式典だった。まあしょうがないけど。今日の日程はこれにておしまい。
11月4日AM9:00 いよいよ審査初日
秋田県団の一番手は仔牛の一番小さいクラスに出品する佐々木さん。審査会場へ向かう前みんなで取り囲んで拍手で激励する。そしてプロレスの花道よろしく出品者とリードマンの脇をスタッフで固めいざ出陣!
AM10:00無事審査終了。
残念ながら上位にはくい込めなかったが7回連続出場で表彰された柴田さんを囲んで記念撮影。その後佐々木さん一家は東京ディズニーランドへ直行。家族旅行を楽しんできたらしい。
AM11:00 引き続き審査を観戦。
今日はカメラマンに専念する。何回も共進会をビデオカメラに収めてきている自分がたどり着いたベストポジションはコーナーのしかも審査講評のとき牛と向かい合う位置。ここだと牛を前・横・後ろ三方から撮れるし上位の牛もじっくり見られる。競馬新聞のごとく印のついた出品名簿とにらめっこしつつ注目牛の乳房にズームを当てる。
AM12:00 午前の審査が終わる。
いったん幕舎に戻ろうとすると携帯が鳴る。どうやらお客さんが来ているらしい。急いで戻るとそこにいたのはかつて北海道での修行時代にお世話になった牧場の社長の奥さんだった。
実は一ヵ月ほど前、社長の息子さんが機械の事故で早逝していた。自分にとっては仕事の上司であり酪農の師匠であり苦楽を共にした同志でもあった人だった。しばらく話をする。元気のない姿になかなかかける言葉が見つからなかったが激励に来てくれたことに胸が熱くなった。
11月4日AM2:00 乳房調整。
他の牛より乳房底面が低いことを考慮して八分張りを狙う。若々しいほかの牛の乳房と競うにはこれしかない・・と決めた。果たしてうまくいくのか?
そうなるとライバルの様子が気になるところ。深夜、偵察に行く。
まずは会場入りしてから気に入って何度も見に来てしまった栃木和田牧場のリーダー・キム(写真上左)。まるで輸入牛かと思わせるだけのスケール。でも乳房から乳が滴っている。大丈夫なのだろうか?次は岩手小岩井牧場のビースター・アパッチ(写真上右)。行くと搾っている最中だったが同じクラスでは抜群の乳房だと思う。そしてクラスは違うが今回のチャンピオン候補と噂されている北海道福屋牧場のスカイチーフ・サニー(下)。無駄のないフレームと抜群の体の張り。体全体から若々しいエネルギーがはちきれんばかり・・。思わず絶句。
確かにうちの牛は乳房の張りではかなわない。でも牛全体の完成度ではけっして引けをとらない!本番のショウリングのことを思い浮かべゾクゾクしていた。
さあいよいよ来週は審査本番!!結果はいかに?
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コメント
コメントありがとうございました。
僕なりの意見書いてますので、また見てください。
今後ともヨロシクです!!
投稿: 祐貴 | 2005/12/07 23:16